子どもが描いた絵を見せてくれたとき、「もう少しここをこうしたら」なんて、つい言いたくなること、ありますよね。悪気があるわけじゃなくて、むしろ良くなってほしいから出てくる言葉です。でも、その一言で子どもの手がふっと止まってしまう。そんな瞬間を見たことがある方も、きっと多いと思います。
これは、子どもが繊細すぎるとか、頑張りが足りないという話ではないんです。人って、不安を感じているときは、新しいことに挑戦したり自分の考えを口に出したりする余裕を持ちにくくなるもの。それは大人も子どもも変わりません。
「うまく描けない」の裏側にあるもの
絵やものづくりが苦手そうに見える子の多くは、実は技術が足りないわけじゃなくて、「これで合ってるかな」「変に思われないかな」という不安を抱えたまま手を動かしています。頭の中には考えていることがあるのに、それを形にする最初の一歩がなかなか踏み出せない。そんな状態です。
こういうとき、「もっと自由に描いていいよ」と声をかけるだけでは、あまりうまくいきません。自由でいいと言われても、評価される不安がそのままだと、人はなかなか自由には動けないからです。
安心は、甘やかすこととは違います
「安心できる環境」と聞くと、厳しさをなくしてただ優しくすることだと思われがちです。でも、ここで大事にしたい安心というのは、失敗しても大丈夫だと本人が肌で感じられる状態のこと。
たとえば、仕上がりがいまひとつな作品を見せられたとき、足りないところを指摘する前に、「何を伝えたかったの?」と聞いてみる。それだけで、子どもは「また見せてみようかな」という気持ちになれたりします。安心は、挑戦を邪魔するものじゃなくて、挑戦するための土台になるものなんです。
ミラジェネが大切にしていること
ミラジェネでは、作品の上手さや点数よりも、本人がどこを工夫したのか、何を考えながら手を動かしたのかを大事にしています。少人数のオンライン授業のなかで、対話をしながら、生徒自身が自分の考えに気づいていく時間を作っています。
正解へ誘導するのではなく、本人の意図を聞きながら、もっと伝わる方法を一緒に探していく。そういう積み重ねが、結果として自分の意見を言えるようになったり、新しいことを試してみようと思えるようになったりすることにつながっていくと考えています。
今日からできる、ちょっとした視点
もし今日、子どもが何かを見せてくれたら、まずは「どこを工夫したの?」と聞いてみてください。良し悪しをジャッジする前に、本人の意図を聞くこと。それだけで、安心につながる小さな一歩になります。
とはいえ、こういう関わり方を家庭だけで続けていくのは、なかなか大変なことでもあります。ミラジェネでは、少人数のオンライン授業を通して、そのための環境を整えています。どんな雰囲気なのか気になった方は、一度体験レッスンで実際の授業をのぞいてみてください。




